妊娠中:安静とはどういう意味?

Q 現在、妊娠7週目の36歳です。周りからは大事なときだから安静にしなさいとよく叱られます。仕事はフルタイムでしますし残業や出張にも行きます。張り切ると腰が痛くなるのでカイロを張り暖かくして対処しています。
この時期にいう安静とはどの程度をいうのですか?体調が平気でも家で休んでいなさいということですか? 少子化の時代、周りが心配性すぎるのでは?
A ここ20年ほどで大きく進歩した産科の知識に基づいた考え方です。妊娠3ヵ月(11週末)くらいまでの自然流産はおよそ10〜15%で、結構多いものです。
流産の原因は授精・着床した卵の異常で発育できないためです。此れは元気な子をもうけようとする、自然の計らいです。卵の異常があるかどうかは、妊娠6〜8週頃の超音波検査での心臓の拍動の確認と胎児の大きさ(頭殿長)の順調な発育(1日に1mm大きくなります)で判断できます。
ここを越えれば、流産の心配は1〜2%以下に減ります。妊娠22週〜36週の早産もありますが、お腹の張り(子宮の収縮)に気をつけるだけで、日常生活は普通でいいと思います。例えば、セックスは避ける必要はありません。医者が、安静にと言ったらば、それは守ってください。でも「どのていどの安静ですか?」と尋ねて下さい。
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