その他 : 加齢と精子の機能

Q 例えば、女性の場合年齢が進むほど、妊娠し難くなる、流産率が上がる、ダウン症の様な染色体異常の率が上がるなどが起こります。男性が歳をとった時に精子の機能に問題が起こりますか?
A 男性の年齢は、女性ほど妊娠率に高い影響を与えるものではありません。年齢と共に健康な精子を作り出す力は衰えてはいきますが、60代だから無理という事は決してありません。
生殖機能が働いているうち(男性は一生と言われています)は妊娠の可能性はあると思って良いでしょう。ただし、個人差は大きく若い方であっても受精能力がない方もいらっしゃれば御高齢でも何の問題もない方もいらっしゃいます。
実際のところ、平成16年度に生まれた赤ちゃんの父親で、年齢が60歳以上だったのは2700人に1人の割合で、60歳代が376人、70歳以上が24人で、その中で75歳以上は9人もいらっしゃいます。海外の研究報告などをあわせてみても、加齢によって精子をつくる機能は多少低下するようですが、男性は高齢になっても、妊娠させることは十分に可能であると考えられます。
対照的に女性の年齢は確実に妊娠率を低下させる事がわかっています。
1年間あたりの妊娠率を比較すると、20代では80%ほどもあるのに対し、40代前半ではその半分の40%以下、後半では20%以下にも減ってしまうというデータが出ています。
この差は、卵子の元となる細胞は女性が産まれたときから体内に持っているものであるのに対し、精子は日々新しく作られるものという生産の過程に差があるためとされています。
男性側の要因が気になるのでしたら、主治医にパートナーの検査(精液検査など)を受けたいと申し出てはいかがでしょうか。
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