その他 : ピルについて教えてください

Q 子宮筋腫が見つかり婦人科受診、筋腫自体は小さく妊娠にも出産にも影響はないけれど、エストロゲンの量が少なくなっていて、将来的に妊娠を希望するならピル、もしくは漢方等で現状を維持し、妊娠を希望するときがきたら積極的治療をするのはどうかと言われました。
ここのままでは数年後に閉経してしまうのではないかという恐怖感があります。ただピルに対しての抵抗感、漢方といっても薬であれば何かしら将来的に副作用があると思います。決心がつかずその日はピルも漢方も処方していただかず帰ってきました。ピルと漢方の違いもよくわかりません。
A 子宮内膜のホルモンに対する感受性を「維持する」あるいは「多少でも高める事を期待する」という意味で使う方法はありでしょう。
低用量ピルを使うか、中用量ピルを使うか、あるいはカウフマン療法を選ぶかは、婦人科医の中でも意見の一致を見ない所ではないかと思います。
漢方は西洋医学の考え方と「違った見立て」で使うので、どちらが良いとは一概には言えません。漢方医学の専門家に相談してみる必要があるでしょう。その前に、「40歳を超えての妊娠の問題」と「子どもをどのくらい欲しいかの問題」があります。医学的には、高齢の妊娠出産については、医学の進歩によってかなりの程度に対応出来る様になりました。しかし、加齢とともに妊娠し難くなる事、妊娠しても流産が多くなる事、ダウン症の様な胎児の先天性の異常が少し増える事、妊娠・分娩の合併症が増える事、育児の過程で体力が無くなっている事を感じる事等は考えなくてはなりません。
此れらは、パートナーともかかわる事です。45歳以上でお産する方は1960年は(942/1606041)0.059%、2005年(598/1062530)0.056%と昔の方が多かったのです。これは1960年代はまだ四子以上産む人が今より四倍も多かったからです。出産経験の多い方は、妊娠・育児の経験が多く手抜きの方法を知っているし、上の子が育児を手伝ってくれる利点もあります。
第二の「子どもをどのくらい欲しいかの問題」。これは、母親の年令はあまり関係ない事かもしれませんが、「親の思い通りの人間に育てることは出来ない」しかし「子育てへの熱意は必要」という事です。また「子どもは親の背中を見て育つ」という事でもあります。ここでもパートナーとの関わりが大切になってきますね。
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