ハーブティーにはカフェインが含まれていないので、カフェインによるPMS症状の影響を気にする方や就寝前のティータイムには、ハーブティーがおすすめ。
ハーブは、エッセンシャルオイルの原料にもなり、リラックス効果・リフレッシュ効果・美容健康によい成分が含まれていることはよく知られています。
ストレスを感じた時にはカモミールティー、疲れたなぁと思ったらローズヒップティーなど、自分の症状に合わせてハーブをチョイスして、ハーブティーを楽しんでみて下さい。
特にビタミンCが豊富、他にもビタミンA E P、ベータカロチン、カルシウム、マンガン、鉄、リコピンなど豊富に含んでおり、
美肌効果、貧血・風邪の予防、イライラ解消、月経痛、頭痛、眼精疲労、花粉症、二日酔い、利尿作用などにも効果があるといわれています。
ほどよい酸味で、アイスで飲んでも、また砂糖やハチミツを入れても良いでしょう。
りんごのような香りがあり、腹痛・風邪・不眠症・などの民間薬として古くから親しまれてきたハーブティーの代表。
体を温め発汗させる作用があるので、風邪の初期症状を緩和する薬茶として利用されています。
また体が温まり血行がよくなることで月経痛を癒す効果も期待できます。
カモミールの花に含まれる精油には、神経を鎮めリラックス作用があるので、安眠に導き、疲労を回復する効果が知られています。
また粘膜の炎症を鎮める働きがあり、特に口腔粘膜から食道、胃腸までの、消化器系の粘膜の炎症を抑えると言われてます。
口臭は、歯肉炎など口の中の炎症が原因となる場合が多いのですが、その場合にはカモミールティーを飲んだり、少し冷ましたティーをしばらく口に含んでおくと、歯肉炎・口臭予防に役立ちます。
カモミールに含まれているフラボノイド色素「アビゲニン」には抗酸化作用があり、生活習慣病やアレルギーなどを引き起こす活性酸素を抑える効力が認められています。
ラベンダー茶はシャープですがすがしい風味で、精神的ストレスを和らげます。
緊張や不安で眠れないときや、イライラした時に飲めば気分が落ち着き、リラックスできます。
また神経からくる偏頭痛やストレスによる高血圧、消化不良、月経不順、おなかにガスがたまっている時にも役立ちます。
痛みを和らげ、筋肉の痙攣をとる作用もあるので、捻挫や関節痛にも用いられます。風邪や細菌感染の予防などの殺菌作用、免疫力を高める働き、デオドラント効果もあります。
香りが強すぎて飲みにくい場合は、お茶を薄めに入れてハチミツで甘味を加えてみましょう。ほかのハーブに少しだけブレンドして飲むのもお勧めです。
例えば、ローズやミントなどとのブレンドが美味しくいただけ、ホットでもアイスでも美味しくいただけます。レモンを加えるとピンク色になってきれい!
ルビーのようにきれいな赤い色のお茶、刺激のある酸味が特徴です。ハチミツで甘味を加えると飲みやすくなります。
のどの炎症をおさえる効果があるので、風邪をひいたときやのどを使い過ぎたときに飲むと最適。
また、カリウムを多量に含み、利尿作用があるため、お酒を飲み過ぎた翌朝に飲むと、二日酔いやむくみを改善してくれます。
赤色の色素に含まれるビタミンCは、からだの疲れを解消して、便秘や肌荒れにも効果的。ホットでもアイスでも、楽しめます。
ローズヒップスとのブレンドティーは、ハイビスカスの酸味がやわらいで、色・味・香りのとてもよいハーブティになります。
お茶を飲むと、独特の旨みや甘みを感じます。同時にほっとした感じ、リラックスした気分にもさせてくれます。これは、アミノ酸の一種であるテアニンが大きく影響しています。
テアニンは新茶や玉露などに多く含まれ、血圧上昇を抑制することや脳の神経細胞を保護する働きや、リラックスしている状態のときに多く出現するα波が上昇することもわかってきました。
さらにテアニンがPMS症状の緩和に効果があることがわかってきましたが、お茶には月経前に避けたほうが良いとされるカフェインも含まれています。
カフェインでPMS症状が悪化する場合は、サプリメントなどによる摂取もおすすめです。テアニンは、低温の水によく溶け出すことがわかっています。
玉露からよりたくさんのテアニンを抽出するには、ぬるめのお湯か、水出しにするなど玉露の旨味を引き出す入れ方をして下さい。